種類豊富な宇宙食

宇宙食のあれこれ!〜いったい何種類あるの?世界と日本の宇宙食とその秘話〜

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星【宇宙食って?】おいしいの?種類はたくさんあるの?

宇宙食とは一般的に国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在など宇宙で過ごす宇宙飛行士に提供される食事のことを指します。無重力という環境でも食べれるといった特徴から、見た目はもちろん、加工方法など地上のものとは大きく違っています。みなさんは「宇宙食」と聞いてどんなイメージを持ちますか?インスタント食品のように固そうだなぁとか新鮮ではないだろうなぁとか。子供の時に科学館で売られていたのを買って、試した人も多いのではないでしょうか?

そんな宇宙食、どんどん進化して行っているのです!種類を始め、味も一昔前のものと比べたら、格段の違いです!昨年度の時点で、宇宙飛行士が宇宙に持っていく通常の宇宙食は300種類ほど!大半が宇宙先進国であるアメリカとロシアの開発品です。また、多くの国の宇宙飛行士が祖国の味を宇宙で食べることができるように各国で特別宇宙食も開発されているので、その正確な数は数えられないほどです。日本ではJAXAが日本人宇宙飛行士のために29種類の宇宙日本食を提供しています。

気になる宇宙食のお味の方ですが、、、宇宙飛行士の人たちは、宇宙食を糧に宇宙での実験や研究に励まなければならないわけですから、年々改良され美味しくなっているようです。現在では、消費期限は2日になりますが、常温で保存可能な果物や野菜は宇宙食として持っていくことができます。2015年にISSに長期滞在した油井宇宙飛行士が持っていたお餅なんかは本当においしいと宇宙ファンの間では好評です。宇宙食は大きい科学館やJAXAの売店などで手に入れることができるので、ぜひトライしてみてください!

星【宇宙食って?】例えば、、、?

たくさんの種類がある宇宙食。有名な宇宙食としては、野口宇宙飛行士が持っていた宇宙食ラーメンや宇宙食販売店では定番となっているアイスやプリンなどが挙げられます。しかし、通常のものでも300種類もある宇宙食。他には何があるのでしょうか。ユニークなものから人気なものを一部紹介していきたいと思います。

宇宙食は一般食と特別食の二つに大きく分けることができ、宇宙飛行士が滞在中にもっとも多く食べることになるのが一般食です。アメリカとロシアの宇宙食を半分ずつ持っていくことができます。そんなロシアからの宇宙食でやっぱりなぁとなるのが「ウォッカ」。他の国だと韓国から「キムチ」。イタリアから「エスプレッソ」。どれもその国のソウルフードにソウルドリンクですね。特別食などは、同時期に宇宙に滞在している仲間の分も持って行き、食事を通しても国際交流を楽しめるのです。

星宇宙で食べる日本食の宇宙食ラーメンの誕生秘話

今では世界中の人から愛される日本食、ラーメン。もちろん宇宙食になっています。では、どのようにして宇宙食として開発されたのでしょうか?誕生秘話を少しだけ紹介していきます!

宇宙食ラーメンは、日清食品により開発されました。創業者安藤氏の「宇宙食を開発したい」という強い思いから、2001年にプロジェクトチームを結成。無重力でも飛散しないスープ、70℃のお湯で柔らかくできる麺、地上のカップ麺と同じ具材などが使われています。「スペース・ラム」と名づけられ、2005年に野口飛行士の宇宙食として採用されました。他のクルーにも大人気だったようです。そしてその後には土井飛行士に「うどん」「そば」「焼き鳥」「お好み焼き」「いなりずし」を、野口飛行士に「ちらし寿司」「豚しゃぶ」「柏餅」を提供されました。インスタントラーメンで培われた技術は宇宙食に通じるものがあったのかもしれません。これほどの日本食が宇宙で食べることができたなら、日本の味が恋しくてホームシック、、、なんてこともないのかも。

星宇宙食は技術の集合体、異食文化の集合体だった!

宇宙食特集いかがだったでしょうか?あまりの種類の多さに驚かされてしまいますが、これから宇宙がもっと近くなるに従ってさらに美味しく、様々なバリエーションが作られていくのではないでしょうか。大きな科学館や研究施設などで発売されていることもあるので、見かけた際にはぜひ一度手に取ってみてください!

惑星

2016-05-24 14:56:43 UTC

更新:2016年05月24日