うお座ー神話

うお座の神話〜固く結ばれた親子の絆の物語〜

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星〈うお座の神話〉登場する神々

うお座の神話の神々

うお座はリボンで結ばれた二匹の魚の姿だとされています。とても長いV字によじれたリボンで固く結ばれていますが、なぜこのような状況になったのでしょう?そしてその魚の正体は?気になることだらけですね。でははじめに、魚の姿になっている二人の神々を紹介していきます。

はじめの一人はアフロディテです。最高の美神として選ばれた、愛と美と性を司る女神です。ギリシャ神話での名がアフロディテ、ローマ神話では愛と美の女神ウェヌス、英語形でヴィーナス。この名前はみなさん聞き覚えがあるのではないでしょうか。金星もまた彼女を意味します。

うお座の中のもうひとりは女神アフロディテが軍神アレスとの間にもうけた息子である恋の神エロス。恋の矢を放つキューピッドとしても知られていますね。こどもの姿で描かれることも多い彼ですが、美神を母に持ち、成長するとそれは美しい青年になったそうです。
この美しい親子がどうして魚の形で天にあげられているのでしょう。神話の舞台は、神々の宴会場です。

星〈うお座の神話〉固く結ばれた親子の絆

うお座の神話の登場人物

ある日、神々たちはナイル川のほとりで大きな宴会を開き楽しんでいました。
名のある神も名もなき神も妖精たちも。
宴会には、後にうお座として空にあげられることになる女神アフロディテとその息子エロスの姿もありました。
その時、その賑わしさを怪物テフォンが聞きつけてやってきたのです。
テフォンといえば、大神ゼウス率いるオリュンポスの神々の軍団と戦い、生き残った恐ろしい力を持つ怪物です。
神々は逃げ惑いました。

そんな中、アフロディテとエロスはナイル川に飛び込みました。
親子は、テフォンから逃げおおせるために魚へと姿を変えたのです。
しかし、その姿でははぐれないように手を繋ぐことができません。
そこで互いの尻尾をリボンでつないだのです。
その親子の絆に感動した神の王ゼウスが、その姿を天にあげ、うお座にしたとされています。

星うお座を秋の夜空に見つけてみよう!

うお座は本当に地味な星座ですが、目印の近くにあるので見つけやすい星座でもあります。まず、秋の夜空に秋の四辺形を見つけてみてください。うお座の二匹の魚は、それぞれ秋の四辺形の東側と南側にあります。何個かの星がそれぞれ小さな輪を描いているのがうお座の中の二匹の魚です。そしてその魚たちは星々のリボンで繋がれています。

暗めの星々からできている星座ですので、光害の少ない夜空で見つけるのがおすすめです。美神アフロディテとその息子のエロスの親子愛に想いを馳せてみてください。彼らには、エロスが恋に落ちた人間の娘プシュケーを交えた有名な神話もありますので、気になった方は調べてみてください。

星うお座に秘められていたのは、美しい親子が見せた絆の神話だった!

うお座の神話、いかがでしたでしょうか?神々の王ゼウスをも感動させ、天にあげられた親子の絆の物語。少し見つけづらい星座ですが、秋の四辺形をもとにぜひ探してみてください!

惑星

2016-05-25 14:47:12 UTC

更新:2016年05月25日