プラネタリウムの種類

プラネタリウム投映機の種類|ピンホール・光学・デジタル・ハイブリット式

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星自作プラネタリウムなら「ピンホール式」!

プラネタリウムの投映機の種類は主に4つに分けることができます。みなさんも聞いたことがあるかもしれません。ピンホール式・光学式・デジタル式・ハイブリット式プラネタリウムです。今回はこの違いについて、それぞれ説明していきたいなと思います。

まずはピンホール式プラネタリウムから。ピンホール式とはその名前の通り、恒星球に小さな穴を開け、内側から照らすことで星々を投映します。光源との距離で星のクリアさが変わってきてしまうので、小規模なプラネタリウムに用いられる方式です。日本のプラネタリウム施設などではほとんど目にすることができませんが、学園祭の自作プラネタリウムなどはピンホール式を使っていることが多いです。和歌山市立こども科学館にはかつて和歌山天文館で稼働していたピンホール式投映機が展示されていますので、どうしても気になる方はぜひ!(http://uchujoshi.com/articles/180) 。

星多くのプラネタリウム投映機は「光学式」

光学式とは星の配列に合わせて孔をあけた恒星原版に光をあて、レンズでスクリーンに投映する方法です。現在日本で最も多いのがこの方式になります。ピンホール式と比べると、光の経路はより複雑になり、多くのレンズを恒星球に入れなければならないので軽量化や低価格化が厳しいのですが、ピンホール式よりも鮮明な星の輪郭を描け、恒星原板次第で恒星の数を増やすことができるので、プラネタリウム投映機の主流になっています。プラネタリウムも技術が昔と比べたら格段に進んでいます。 2015年には、ソニーDADCジャパンと大平技研が共同開発した光学式用の恒星原板では10億個の恒星が投映可能だと発表されました。

星自由な映像を映し出す「デジタル式」。いいとこ取りの「ハイブリット式」。

デジタル式は、星をCGでの映像としてプロジェクターを使い投映する方式です。コンピュータグラフィックスなどを使って自由に映像を展開できるということで、アメリカで人気を博しているのはこちらのデジタル式プラネタリウムになっています。星々の瞬き方や暗黒部分の再現という点で、星空の美しさは光学式にはかないませんが、ほんとうに見ごたえのある番組を作ることができます。

そして最後に、最近の最先端のプラネタリウム投映機はほとんどがこれといっていいほどの「ハイブリット式」。光学式とデジタル式を両方使って、美しい星の像と自由な映像展開のいいとこ取りをしています。世界最大のドームを持つ名古屋市科学館のプラネタリウムもこのハイブリット式を使っています。(http://uchujoshi.com/articles/115)。
プラネタリウムを見に行ったら、そこではどの投映機が使われているのか観察してみてください!

星ピンホール式・光学式・デジタル式・ハイブリット式!違いを知っておこう。

プラネタリウム投映機の種類に関するまとめ、いかがだったでしょうか?宇宙女子でもたくさんのプラネタリウムを紹介していますが、今回説明したこれらの投映機に関する用語もたくさん使っていますので、もう一度確認してもらえたら嬉しいです!



惑星

2016-06-08 15:12:37 UTC

更新:2017年09月21日